契約書作成上のQ&A(よくある質問)

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 Q. 〈基本契約〉と〈個別契約〉とは、どう違うのですか? 効力の優先順位は?

 商取引(ビジネス)上の契約において、継続的な取引が予定されている場合に多く用いられるのは、「基本契約」と「個別契約」という契約スタイルです。

 契約当事者の間で行おうとしている継続的取引について、まずは基本的・一般的なルールを定めておきます。これを「基本契約」と言います。

 その上で、この「基本契約」で定められた基本的・一般的なルールの下で、取引ごとに定まる個別的な部分については「個別契約」に定めて処理する、ということになります。

 ここでよく問題になるのが、「基本契約」で定められた内容と、「個別契約」で定められた内容とが、相互に矛盾・抵触してしまっているような場合、どちらの定めが優先されるのか、効力の優先順位をどう考えるかです。

 「基本契約」は一般ルール、「個別契約」はそれを前提に敢えて定めたルールなのだから、「個別契約」の方が優先する、と考えることもできます。

 

 しかし、「個別契約」は基本的には数量の指示や納品先の指定などの目的のためだけにあるのであるから、「個別契約」において「基本契約」で定める基本事項に変更を加えるような定めをするのは “越権行為” であって、無効である、とも考えることができます。

 このように、「基本契約」と「個別契約」とが、どちらが優先するのかを一般的に言うことは困難です。

​ そこで、通常は「基本契約」の中で、「基本契約」と「個別契約」との小余力の優先関係を定めておくことになります。つまり、「基本契約」と「個別契約」のどちらが優先するかは、その定め方次第なのです。

 

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