契約書作成上のQ&A(よくある質問)

千瑞穂法律事務所へのアクセスマップ

 Q. 契約書を作成する理由(目的)は何ですか?

 前のQ&Aでお答えしたように、契約書を作成しなくても「口約束でも契約は成立する」のです。

 では、わざわざ契約書を作成する理由(目的)は何でしょうか?

(1)契約の成立を証明するため

 まず、契約書を作成しない口約束だけだと、そのような契約(合意、約束)が存在したのか否かについて、当事者の誰かが否定すると、その証明が難しくなります。

 それに対して、ちゃんと契約書を作成しておけば、契約の存在を証明するのは、より簡単になります。このように、契約書を作成する理由(目的)は、第1に契約の存在を証明するため、ということになります。

(2)成立した契約の内容を明確にするため

 次に、契約書を作成する理由(目的)としては、契約(合意、約束)の内容を明確にしておくため、です。

 たとえば、契約(合意、約束)をする際に、契約書を作成して合意内容を明文化しておかないと、当事者間で誤解が生じる場合があります。口頭でのやりとりだけだと、当事者の一方は「A」という内容であったと認識していたのに対して、当事者のもう一方は「B」という内容であったと認識していたというような事が、誤解が生じるおそれが高いのです。このような誤解をできるだけ回避するために、契約書を作成するのです。

 契約の存否、そしてその内容を、当事者のみならず第三者に対しても明示できるようになるのが、わざわざ契約書を作成する理由(目的)なのです。

(3)裁判所に提出する証拠にするため

 契約に関して当事者間に紛争が生じた場合、裁判所に対して契約書を証拠として提出することで、契約の存在とその内容を証明することができるようになります。この意味からは、契約書を作成するのは、後日、紛争が起きたときに裁判の証拠にするため、という意味もあります。

​ このように、契約書を作成する理由(目的)はとても重大ですので、できるだけ契約書を作成するのが賢明といえます。

契約書について、更に詳しい内容はこちら

730-0017 広島市中区鉄砲町1-20
第3ウエノヤビル 7階

TEL 082-962-0286 FAX 082-962-0289

Copyright ©  2018    弁護士法人千瑞穂法律事務所   All Rights Reserved

お問合わせ

受付時間

​平日9:00-17:00

​メールでのお問合わせはこちら